真偽論争とパラダイム論争

ニセ医学批判
01 /07 2017

磁気療法が現代医学を上回る効果があるなどというと、その証拠を示せ、立証責任はお前にある、などという多くの医師や疑似科学批判論者がいる。単なる真偽論争ならばそのようにいえるかもしれぬが、これは科学におけるパラダイム論争なのである。理解できない、理解しようとしない彼らには受容責任があるというものである。

科学研究というものをきちんと理解していれば、それが事実であるかもしれないと思うだろうが、解らないのだから全否定しようとする。逆に言えば、受容責任があることを理解できない彼らは、科学研究というものをきちんと理解できていないのである。相手を攻撃し、責任転嫁することによって、自分たちが優位な立場でいられることに満足なのだろう。どんなに誹謗中傷されようが、そのような人たちに対して理論のすべてを明らかにする必要はないと思っている。

科学の論理や方法、体系、どのようにパラダイムが構築されるか、などを理解していれば、あり得るかもしれない、多分ないだろう、この法則を適用してみよう、というくらいの当たりはつけられるだろうに。そのような彼らとは、通約可能となる必要性もない。、

パラダイム転換というものは、理論や事実が受容されることによって完結する。したがって、受容する側にも責任があることになる。

zigk69

 数十年に及ぶ超重症のうつ病など、いろいろな病気に苦しんだ。心身の破綻を回避できる方法はあるのか、それだけを考えてきた。生命は極めて複雑であり容易には理解できないが、必ず物理法則に従っているはずである。これならば科学化できると確信したのが磁気療法である。
 生体は磁気にどのように反応するか、物理法則によってどのように説明できるのか。自己実験と思考実験を繰り返す、試行錯誤の日々であった。その集大成が、電子書籍『ニセ科学ではなかった磁気療法』である。
 磁気を加える部位とS磁・N極の選択が正しくなければ効果はない。そのための法則と理論が書かれている。それを理解すれば、誰もが多くの病気を即効的に完治させて健康を取り戻すことができるだろう。